あけましておめでとうございます。
2019年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始は実家の群馬県富岡市に帰省してまいりましたが、夜中に愛媛を出て長野県の佐久というあたり(山を越えたらもうすぐ群馬)を午前10時半位に通ったときに、お腹もすいてきたので朝ごはんとしておそばを食べたいな~と思ったんですよ。

信州なのでお蕎麦屋さんはたくさんあるのですが、時間がまだ早いのかどこもやっていません。

そんな中、入口に少し人が立っているお店があったのでここならやってるのかと思って行ってみたところ、まだ開店まで30分くらいある

そして私たちが待っている後ろにも続々人が並んできました。
佐久の「草笛」というお店です。

寒いのでお店の脇の水車の水も凍っている!

このお店は、とろろそばとくるみそばが売りらしく、日本で最初に作ったとか何とか。
実は私、関東出身のためお蕎麦がすきなんですが、四国ではうどん屋さんはたくさんあるのですがお蕎麦屋さんは圧倒的に少ない。
たまに松山や新居浜に行ったりするときにお蕎麦屋さんに寄ったりもするのですが、美味しいところもあるけど半分くらいは満足できず。<四国でものすごーくおいしかったのは高知の山奥にあるお蕎麦屋さんだけど、山奥過ぎてなかなか行けない。
関西自体お蕎麦屋さんが少ないので、先日大阪に行ったときにちょっと寄ったお蕎麦屋さんも、出汁がちょっとやさしいなあ~違うなあ~と思ったり。
そんな中念願のお蕎麦が運ばれてきまして。
私はとろろが好きなので、いつもとろろそばを頼むのですが、これは主人が頼んだくるみそば。

 

くるみのペーストをそばつゆに溶いて食べるんですけど、ちょっとゴマダレ風。<初めて食べた。

まあ、お蕎麦の味と香りもさることながら、やはりそばつゆ(かえし?)が違うんですよね。

しかもお蕎麦も最初から多め。(たぶん通常の1.5倍くらい)
なので「大盛をご注文のお客様はご注意ください」的なことがメニューに書いてありました。

近くのテーブルで、天ざる中盛りを頼んでいる人がいましたが、お蕎麦が積み上がってラグビーボール位になっていたような印象。

というわけで、すっかり満足した私ですが、帰りにはそばすいとん用の粉(そば粉と小麦粉をブレンドしたもの)なるものまで買って、実家に帰ってそばすいとんを作りました。

普通のけんちん汁(ニンジンや里芋、ネギなどの野菜やシイタケを入れた醤油味にしました)みたいなのを作って、そこに水で溶いたそば粉をスプーンで落とすわけですが(今まで作ったことはない)、なかなかおいしかったです。

見た目は???ですが、年配の母だけでなく、主人や姪甥までおいしいと言って食べていたので、本当(笑)。

 

そういえば、年末に川之江にあるYさんというお宅でいただいたそば米雑炊もすごくおいしかった~。

1日1組限定で予約受付のお店(お店なのかな?お部屋?)で、そば米雑炊の後にデザートがダブル(和風スイーツとお茶、洋風スイーツとコーヒーまたは紅茶)で出るという、親戚のお金持ちで優しくて料理上手なおばさまの家に遊びに行ったかのような心地よさでした。

最初においしいお茶が出てきて(隣の紅あずまみたいなのは赤紫色のおしぼり)。

予約が必要で、そば米雑炊の後にデザートがダブル(和風スイーツと、最初のお茶とは違うお茶、洋風スイーツとコーヒーまたは紅茶)で出るという、親戚のお金持ちで優しくて料理上手なおばさまの家に遊びに行ったかのような心地よさでした。

ところで最後に豆知識。

お正月に行ったお寺のご住職が、「門松の竹は、微笑んでいるように切るのが当地(群馬)の作り方」とおっしゃっていました。
微笑み?と思ってあらためて見てみると、こんな顔。

笑ってましたね。
今年もにこやかな一年を送れますように。

 

 

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