数か月前、神奈川に住む友人からの情報を得て、クラウドファンディングで超蜜焼き芋トースターに支援しました。主人が。

↓もうこのクラファンは終了。一般発売を待つばかりです

https://www.makuake.com/project/yakiimo-toaster/

それが2週間くらい前に届いたんですよ。

それ以来、ほぼ毎日焼き芋を焼いています。

焼き芋用に開発されたトースターで、焼き芋が甘くなりやすい温度を長時間保てるようなモードがあります。

それが60~70度で1時間くらいと言われているのですが、なかなかそういった温度設定は難しいらしく、100度くらいのトースターとしてはわりと低温を内窯やアルミホイル、水などの分量で調整して、糖が作られやすい温度を保ちつつ2時間焼きます。

紅はるかというしっとりネットリ系のサツマイモなので、スプーンですくって食べる感じです。

しかし、まだ最初は濃厚~というほどでもなかったのですが、何本も焼くうちに、水の分量や時間などの微調整もしつつ、2時間焼いた後追い焼30分くらいがかなり蜜がたっぷりになるなあ~というところまできました。

物欲しげな目で美味しそうなお芋を見上げるうちの犬。

その他にも、サツマイモの種類も関係するし、熟成したさつまいもだとさらに甘くなりますし、でん粉の糊化や酵素での分解、麦芽糖が作られる条件やペクチンの軟化などいろいろ甘くなる条件があるんですよね。

主人と二人で仕事の合間に毎日試しながら、「焼き芋は化学である」と痛感しています。

今まで焼いた焼き芋がことごとく上手にできなかったのも、何にも考えていなかったからなんだろうなあ。

低温で60分というのは知っていたけど、皮は真っ黒に炭化してしまったり、喉が詰まるほどパサパサだったり、あるいは甘みが全然なかったり。

レンジなどで最初に高温にすると、たぶん甘くなりませんよ。

あと、茹でても。

ここ2~3日はホントに美味しいのが焼けて、蜜が黒糖の水飴みたいにお芋に絡み、もうスイーツと言っても過言ではありません。

整骨院の奥の部屋で焼いているので、患者さんや近所のいつも差し入れをしてくれる和菓子屋さんにも試食していただきましたが、すごく喜んでもらえてさっそく追加リクエストがあり、今度買ってくれることになりました(笑)。

なので、スプーン付きのパックに入れてみましたよ!

 

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