少し前の話になりますが、6/16・17に開催されたみすずふれあいdayで、中之庄店ではおりがみ教室があったんです。

担当の近藤先生は、独楽やキャンディボックス、チューリップ、くす玉、動物などいろんなものが折れる人なので、私も空き時間にキャンディボックスを習ったりして。

いつもは私もエコバッグ作成教室の教え役をさせていただいたりしているのですが、今回は主人の仕事を手伝って、歯のホワイトニング体験サポートを。なんですが、たまたまその数日前に出社した際にお客様から電話があって、「折りバラを教えてほしい」とのご要望が。

というわけで、ホワイトニングの照射時間(LEDを当てて光触媒作用で歯の着色汚れを落としやすくするんです)10分の間に、ホワイトニングコーナーのすぐ近くでやっている折り紙コーナーのテーブルに行き、お客様に折りバラの手順を説明しました。

 

この折りバラ、「福山ローズ」というのですが、福山の工業高校の生徒さんが手順を分かりやすくまとめて、時間はかかるけど手順通りに折れば必ずできるという代物。この折りバラ、「福山ローズ」というのですが、福山の工業高校の生徒さんが手順を分かりやすくまとめて、時間はかかるけど手順通りに折れば必ずできるという代物。

元々は川崎先生という工業高校の先生が考案した「川崎ローズ」という基本形があるのですが、これはスタートからちょっと難しくコツがいるので、できあがりは似ているんですが途中工程を丁寧に説明しながら簡易化してくれたのです。

まあ、簡易化と言っても、初めて見よう見まねで折った時は1時間くらいかかりました。
今は折り方を覚えていますが、それでも10~15分くらい。
それをお客様に教えようというわけです。

ちなみに福山ローズの折り方

→ http://wd.jp/link/oribara/index.htmlww.fukuyama-th.hiroshima-c.e

私もざっと手順をご紹介。

まず、基本形となる折り線を。縦横8等分&斜め対角線&真ん中に1マス分の□の線を正確に付けます。


 

さらにバラの形に折れるように、いろんなところに2マス分と3マス分とか折り線だけ付けます。
90度回しながら4方向全部に、キレイに付けます。ズレないように気を付けて!

折って広げて、こんな形になりました。この辺で富士登山でいうと5合目くらい?

ほぼすべての工程で、最初の8等分の折り線や途中で折った対角線上の折り線に沿って折っていくのですが、
1工程だけチョイ難しいところ(1×2マスの対角線で折り線を付ける)があり、ここだけは迷わないように折る線をペンで書いておきます。

 

それができると、ひっくり返したときになんとなく花になりそうな気配がしてきます。

 

さらにいろんなところをつまんだり折り込んだり開いたりしながら折り進みます。

 

かなり畳まれてきました。広がらないようにクリップでつまんでおくのもテクニック。
富士登山に例えると9合目くらいですね。ガンバレ!

足みたいに立っていた部分を四方向から折り込み、底にします。

そしてひっくり返すと、あ、バラだ!

 

あとはカクカクしているところを爪楊枝などで外側にカールすると、バラです~。
富士登山に例えると、ご来光を拝んでいるくらいのところですかね。お疲れ様です。


お客様も四苦八苦されておりましたが、なんとかできあがりました。
ホワイトニングのお客様3人くらいの間にちょこちょこ抜けながら説明していたのでやっぱり1時間くらいかかりましたかね~。
その間、カルピスやコーヒー、缶詰パンの試飲試食などもされながら、楽しく過ごされてました。
さて、この折りバラ、ポイントはなんといっても下準備。
90度と45度に走る折り線をキッチリ付けることです。
念願の折りバラもできて、とっても満足されていたので、私もホッとしました。

折って開いて90度回して…の繰り返しで、いったい何やってるんだろうと思いますが、あるところから急に今までの苦労が報われる感じで、準備してきた折り線に導かれるようにサクサクサク~と折れていきます。
何事も下準備、大事ですね!

 

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